『ヌック』とは?
浜松市浜北区を中心に地域に愛されるデザイン工務店めざし
快適で自分らしく素敵に暮らせるお家づくりをしています。
ONE'S HOMEスタイリストの小野です。
3月初旬にインテリアセミナーを受けた際に、
流行している『ヌック』について話があったので
今回はそのお話を。
『ヌック』という言葉はスコットランドの特徴的な建築様式から発生した建築用語で、主に2つの意味があるようです。
①「居心地が良いこじんまりとした場所」のこと。
②「建物の一部に特別に作られる小規模な部屋」のこと。
語源はスコットランド語のヌーク(neuk)とされていて、
暖炉脇の暖かな腰掛け(イングル・ヌーク)の快適なイメージが元になり、
ヌックという言葉がこじんまりとした快適な場所を表すものとして使われるようになったそうです。
ヌックとは、あまり広い空間を意味しません。
重要なのは大きさではなく、
住む人が持っている趣味性や心のゆとりなどを反映させる事で、
住み心地を決定付けるスペースにもなります。
また、住む人にとっては、自分時間を大切にできるくつろぎのスペースでもあり
落ち着いて考えられる快適さや、家族やお客様との会話が広がる場所にもなる、
ちょっとした心の拠り所となるスペースだと思います。
外国では、自宅にリーディングヌック(ブックヌック)をつくり、
小さい頃から本に親しむ習慣つくりをするそうです。
お子さまと一緒に本を読む落ち着いたスペースをつくることで、
親子の触れ合いや同じ話題で話が弾み家族との大切な交流の場になるんだと思います。
包み込まれるような、くつろぎと安心感を感じられる空間を家の中に設け、
読書やお茶など、おうち時間、自分時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
そんなヌックを体感できる小松のモデルハウスも、
常時見学可能です。予約制となっておりますので是非お気軽にお問合せください。