LEDの寿命について
こんにちは。
浜松市浜北区を中心に
地域に愛されるデザイン工務店をめざし
快適で自分らしく
素敵に暮せるお家づくりをしています
ONE'S HOME スタイリスト の 小野 です。
さて。
今回も照明について。
ちょこっとお話を。
皆様、『LED』ご存じですよね。
住宅用のLED電球が発売されて早10年位となります。
あかりの歴史を振り返ると、各国にガス灯が設置されはじめた1810年代以来、
約60年ごとに大きな発明があります。
1879年には白熱灯が、1938年には今も活躍している蛍光灯が、
そして1996年には現在のLED照明の原型となる白色LEDが誕生しています。
LED単体の歴史を見てみると、1960年代に暗めの赤色と黄緑色のLEDが開発されて以来、
早い段階から表示用途で実用化されてきました。
そして、住宅で使用され始めたのは2012年~2013年頃。
最初は金額が高かったLEDも今は、リーズナブルに入手することができるようになりました。
で、俗にいうLEDの『長寿命』の件。
皆様、『長寿命』だとは知っていると思いますが、
どれくらい長寿命なのかご存じでしょうか?
白熱電球の寿命は約1,000~2,000時間
蛍光灯は約6,000~12,000時間
LED照明では約40,000時間
と言われています。
LEDは、いわゆる「球切れ」にはなりませんが、
長く使っているうちに、発光部である
LED素子や、蛍光体、樹脂などが劣化していくため、
少しずつ明るさが落ちていきます。
そこで、LED照明の寿命は、
「最初の新品の時と比べて、明るさが70%に落ちるまでの時間」
で決められます。
LED製品メーカーは、これを基準にLED照明器具の寿命を設定しています。
この使用可能時間の目安が、製品にもよりますが、
約40,000時間と言われ、他の光源とは群を抜いています。
なお、照明用途以外では、寿命の定義はこの限りではなく、
LEDは明るさが落ちていくものの、
従来電球のように、 フィラメントの寿命で切れて点かなくなるという事がないので、
電球が切れて取り替える苦労も
ほとんどなくなることも大きなメリットと言えます。
しかし、電球を変えたいとなった際には、
ほとんどの照明器具は、器具ごと交換となりますので、
電気工事士の免許を持っている方にお願いしないといけないという
デメリットもあります。
新築にはほとんどの照明器具をLEDでご提案させてもらってます。
こういったメリット、デメリットがあることを、
打合せ時にお話しさせてもらってます。
他にもLEDの特徴はありますが、今回はここまで!
インテリア関係も奥が深いです…。
それでは~。
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