【+R(リフォーム)】エアコン取付1/3
みなさまこんにちは。
浜松市浜名区を中心に地域に愛されるデザイン工務店をめざし
快適で自分らしく素敵に暮らせるお家づくりをしています。
ONE'S HOME +R の金原陽一です。
今回の+Rはリフォーム”Reform”
既存のお部屋にエアコン取付のご要望を承りました。
昨今の暑さは尋常ではなく、エアコンなしでの生活は考えられなくなっていますし、家電関係がより身近になったこと、技術の進化と共に省エネ対策されたエアコンが開発されてきたことも普及の一員になっていると思われます。
今でこそ各部屋にはエアコンの設置がほぼ標準的な感覚になっていますが、一昔前ではLDKや寝室といったメイン空間にはエアコンが設置されてはいたものの、和室や子供室といった部屋にはエアコンがない場合が多くありました。
とりあえずコンセントだけつけておいて、エアコンの取付は時期が来てから・・というケースも少なくありません。
今回のご依頼もこのケースにあたります。
コンセントは前もって設置されていた為、後はエアコンを設置するだけ。
でも今回のご要望箇所は和室なんですね。
和室の壁特有の真壁(しんかべ)といって、柱が見えている状態なので壁面と柱面に約2㎝ほどの段差があります。
しかも壁の中には筋交い(すじかい)という耐力壁部材が入っていますから、これをおいそれとは破壊するわけには参りません。
木造建築物の斜めに入っている”アレ”です。
エアコンの穴さえあけられれば取付できるんじゃないの!?
・・と安易に思われるところがあるかもしれませんが、特に和室の場合は諸条件があって簡単には取付できないケースが多くあります。
各建築業者や設備業者におきましても、特に真壁と筋交いのところはその都度悩まれてていることだと思います。
たまに見かけたことはございませんか?
和室のエアコンの背面に、何か棒のようなものが二本打ち付けてあってそこにエアコンが取り付いている様子を。
諸条件によりいたしかたない点は私も十分理解できます。
皆それぞれ苦肉の策ですから。
でも見た目だけで判断した場合は決して美しいとは言えませんね。
関連してくる諸条件としては
右寄せの調整もできず、左寄せの調整もできず、上下の調整もできず、さてさてどうしたらよいものだろうか?
と、このような感じになります。
これらを無視して穴をあけてしまった場合、最悪は耐力壁である筋交いを欠損させてしまう場合があります。
筋交いは家そのものを支えている耐力壁部材そのものです。
したがって、筋交いを傷めるということは、耐震性能の低下に直結してしまうので絶対に避けなければなりません。
これらを回避するために、
壁の凸凹に左右されず、
筋交いとの干渉を避けられるように、
手前に棒を設置して
で、そこにエアコンを取り付けるケースが見られているということになります。
でもやっぱり見た目はあまり美しくないでよね。
どうしてもこの棒だけはやりたくない。
今回もこれらの諸条件にあてはまりますので、何か良い対策案を考える必要があります。
こういったことを地味に地道に考えるのも、リフォーム”Reform”の醍醐味ですね。
ONE'S HOME +R 金原陽一
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