許容応力計算と壁量計算
みなさまこんにちは。
浜松市浜北区を中心に地域に愛されるデザイン工務店をめざし
快適で自分らしく素敵に暮らせるお家づくりをしています。
ONE'S HOME 代表の松井です。
最近全国で大きな地震が続いていますね。
東海地方は向こう30年でマグネチュード7以上の地震の来る可能性が80%以上と言われています。
とても心配ですね。
私達はお客様の命を預かる家造りをしています。
大きな災害にも負けないようなお家造りを心掛けています。
今、日本の住宅の地震や災害に対しての耐震レベルは耐震等級で示されています。
耐震等級1以上の耐震性能が担保されている新築住宅でないと
建築許可がおりず、お家を建てることは出来なくなっています。
しかし、耐震等級1だからといって安心して何十年も住み続けることができるのでしょうか?
今から約5年前に起きた熊本地震では耐震等級1,2のレベルの新築住宅も倒壊しています。
さすがに、耐震等級3の新築住宅はなかったようです。
だからといって耐震等級3レベルのお家が心配ないとは限りません。
大切なことは、耐震等級3でも計算式が大きく分けて二通りあります。
「許容力度計算」と「壁量計算」です。
許容力度計算と壁量計算の違いは、
どちらも構造の強度の計算ですが、簡単に言うと、より厳密に計算する方法が
許容力度計算で、簡易的な計算方法が壁量計算と言うことになります。
許容力度計算とは、柱の1本・梁の1本・基礎の配筋に
至るまでの全ての部材にかかる力を計算していくもので【構造計算】とも言います。
壁量計算とは、建物にかかる地震力、風圧力に対して必要な壁量(必要壁量)を満たしているかを
確かめる計算方式です。
許容力度計算と壁量計算は地震に対する強さを示すなめに行う計算方法で、どちらも耐震等級で表せますが、同じ耐震等級でも両者には違いがあり、許容力度計算の方が強い家になります。
ちなみに、木造住宅の3階建てを建てる場合、許容力度計算【構造計算】でないと許可が
おりません。
耐震等級3を取得するのであれば許容力度計算【構造計算】をお勧め致します。
写真は最近基礎配筋が終了した西区のI様邸の基礎の配筋状態です。
許容力度計算の耐震等級3の現場ですが、
鉄筋の間隔が狭いとこですと10㎝間隔に鉄筋を組みます。
壁量計算ではここまで配筋は入れないかと思います。
私達、ワンズホームでは全棟許容力度計算の耐震等級3をお勧めしたお家造りをしています。
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